技術登録内容
1.登録申請者
会社名 | 旭建設 株式会社 |
---|---|
郵便番号・住所 | 〒883-0051 日向市向江町1丁目200番地 |
担当部署 | 工事部 |
電話番号 | 0982-52-1234 |
FAX番号 | 0982-52-2100 |
asahi01@construction.co.jp | |
ホームページURL | http://www.construction.co.jp |
2.技術の名称等
技術の名称 | 高耐久簡易吹付法枠工 AKフレーム工法 |
---|---|
開発年(西暦) | 2015 |
開発体制 | 単独 |
共同研究者 | 中澤隆雄(宮崎大学名誉教授) |
開発会社 | 旭建設株式会社 |
開発会社と申請者の関係 | 同社 |
県産品 |
3.技術の分類
区 分1 | 県内関連技術 |
---|---|
区 分2 | 工法 |
分 類 | 共通工-法面工-現場吹付法枠工 |
4.キーワード
項目 | コスト縮減 |
---|
5.国土交通省への登録状況
申請地方整備局名 | 登録年月日 | 登録番号 | 評価結果 |
---|---|---|---|
九州地方整備局 | 平成28年8月10日 | QS-160017-A | - |
6.特許等
特許番号 | 第6302445号 | 実用新案番号 |
---|
7.制度等による証明
証明機関 | 証明番号 | 証明年月日 | |
---|---|---|---|
建設技術審査証明事業 | |||
その他 |
8.活用の効果
従来技術名 | 現場吹付法枠工(200×200) |
---|---|
経済性 | 向上 (20.55 %) |
工程 | 短縮 (24.66 %) |
品質・出来形 | 同程度 |
安全性 | 向上 |
施工性 | 向上 |
環境 | 向上 |
9.特徴
①何について何をする技術なのか
・法面の表層崩壊防止、斜面の安定化を目的とした高耐久型の簡易吹付法枠工である
②従来どのような技術で対応していたのか
・現場吹付法枠工(200×200)
③公共工事のどこに適用できるのか
・急傾斜の法面工事
・道路改良工事の法面(切土)
・災害復旧工事の崩壊斜面及び法面(切土)
・地すべり対策工事の崩壊斜面及び法面(切土)
④どこに新規性があるのか(従来工法との違い)
・金網製の型枠(吹付金網)を軽量の組立枠に変更したことで、簡易な施工となり材料費、施工費についてコスト縮減となる。
・従来の四角い形状に対して、台形に近い形状となったため、枠内に対して日光や降雨が多く当たるようになり、植生の生育環境が従来に比べ良好となる。
・必要に応じて計上されていた水切りモルタルコンクリートが不要となる。
・組立枠は軽量で運搬性が良く設置も簡単なことから、工程短縮となる。
⑤期待される効果(新技術活用メリット)
・軽量の組立枠にしたことから、作業の省力化、安全性及び経済性の向上、工程短縮が期待できる。
④その他
・安全性能の照査方法については「のり枠工の設計・施工指針(改訂版) 平成18年11月:(社)全国特定法面保護協会」に準ずる。
・法面の表層崩壊防止、斜面の安定化を目的とした高耐久型の簡易吹付法枠工である
②従来どのような技術で対応していたのか
・現場吹付法枠工(200×200)
③公共工事のどこに適用できるのか
・急傾斜の法面工事
・道路改良工事の法面(切土)
・災害復旧工事の崩壊斜面及び法面(切土)
・地すべり対策工事の崩壊斜面及び法面(切土)
④どこに新規性があるのか(従来工法との違い)
・金網製の型枠(吹付金網)を軽量の組立枠に変更したことで、簡易な施工となり材料費、施工費についてコスト縮減となる。
・従来の四角い形状に対して、台形に近い形状となったため、枠内に対して日光や降雨が多く当たるようになり、植生の生育環境が従来に比べ良好となる。
・必要に応じて計上されていた水切りモルタルコンクリートが不要となる。
・組立枠は軽量で運搬性が良く設置も簡単なことから、工程短縮となる。
⑤期待される効果(新技術活用メリット)
・軽量の組立枠にしたことから、作業の省力化、安全性及び経済性の向上、工程短縮が期待できる。
④その他
・安全性能の照査方法については「のり枠工の設計・施工指針(改訂版) 平成18年11月:(社)全国特定法面保護協会」に準ずる。
10.施工方法
1.法面清掃工・・・法面上の浮き石等を人力により取り除く。
2.ラス張り工・・・金網を法面になじむように布設しアンカーピンにより固定する。
3.鉄筋・組立枠設置工
①下鉄筋を配置した後、 ②組立枠(AKフレーム)を1梁に3個設置する。
③組立枠に従い上鉄筋を配置し結束線で固定する。
④組立枠の下側両側面に補助金網を設置する。
4.アンカー打設工・・・各交点に主アンカー、横梁に補助アンカー打設し、主鉄筋と結束する。
5.枠内シート工・・・モルタル吹付に先立ち、枠内にモルタルが付着しないよう枠シートで養生する。
6.モルタル吹付工・・・吹付モルタルの品質が確保できる圧送距離内にプラントヤードを設置し、組立枠や鉄筋、補助金網を覆うようにモルタルを吹付ける。
7.枠内植生基材吹付工・・・モルタル吹付完了後、枠内に植生基材を所定の厚さで均一に吹付ける。
2.ラス張り工・・・金網を法面になじむように布設しアンカーピンにより固定する。
3.鉄筋・組立枠設置工
①下鉄筋を配置した後、 ②組立枠(AKフレーム)を1梁に3個設置する。
③組立枠に従い上鉄筋を配置し結束線で固定する。
④組立枠の下側両側面に補助金網を設置する。
4.アンカー打設工・・・各交点に主アンカー、横梁に補助アンカー打設し、主鉄筋と結束する。
5.枠内シート工・・・モルタル吹付に先立ち、枠内にモルタルが付着しないよう枠シートで養生する。
6.モルタル吹付工・・・吹付モルタルの品質が確保できる圧送距離内にプラントヤードを設置し、組立枠や鉄筋、補助金網を覆うようにモルタルを吹付ける。
7.枠内植生基材吹付工・・・モルタル吹付完了後、枠内に植生基材を所定の厚さで均一に吹付ける。
11.歩掛・単価等
高耐久簡易吹付法枠工法 AKフレーム工法 (梁間隔1,500×1,500)
1,000m2当たり
ラス張工 1,000m2× 1,400円/m2 = 1,400,000円
鉄筋・組立枠設置工 1,000m2× 4,314円/m2 = 4,314,000円
アンカー工 1,000m2× 426円/本 = 426,000円
枠内シート設置工 1,000m2× 452円/m2 = 452,000円
モルタル吹付 56m3×47,808円/m3 = 2,677,248円
枠内植生基材吹付 606m2× 3,200円/m2 = 1,939,200円
計11,208,448円
単位当たり 11,208円/m2
(従来14,107円/m2)
積算条件
・施工規模 幅31.82m×高さ31.82mで1,000m2を想定している。
・法枠梁間隔 1,500×1,500
・梁断面 新技術H200×W320、従来技術H200×W200
・平成28年4月宮崎県労務費及び物価資料を採用
*1 施工規模500m2以上、1,000m2未満場合単価を5%割り増しする。
*2 施工規模500m2未満場合単価を15%割り増しする。
1,000m2当たり
ラス張工 1,000m2× 1,400円/m2 = 1,400,000円
鉄筋・組立枠設置工 1,000m2× 4,314円/m2 = 4,314,000円
アンカー工 1,000m2× 426円/本 = 426,000円
枠内シート設置工 1,000m2× 452円/m2 = 452,000円
モルタル吹付 56m3×47,808円/m3 = 2,677,248円
枠内植生基材吹付 606m2× 3,200円/m2 = 1,939,200円
計11,208,448円
単位当たり 11,208円/m2
(従来14,107円/m2)
積算条件
・施工規模 幅31.82m×高さ31.82mで1,000m2を想定している。
・法枠梁間隔 1,500×1,500
・梁断面 新技術H200×W320、従来技術H200×W200
・平成28年4月宮崎県労務費及び物価資料を採用
*1 施工規模500m2以上、1,000m2未満場合単価を5%割り増しする。
*2 施工規模500m2未満場合単価を15%割り増しする。
12.適用条件
①自然条件
・従来工法と同等
②現場条件
・従来工法と同等
③適用可能な範囲
・軟岩、礫質土、砂質土、シルト、粘性土切土法面及び斜面
・法面勾配1:0.6より緩勾配斜面及び切土法面
④特に効果高い適用範囲
・AKフレーム組立枠と補助金網を軽量化したことにより運搬性と施工性が良くなることから工期短縮を期待する現場に有効である。
⑤適用できない範囲
・1:0.6より急な勾配。
・部分的にオーバーハングが激しい法面。
・グラウンドアンカー工を適用する場合。
⑥適用にあたり、関係する基準およびそ引用元
・「道路土工-切土工斜面安定工指針 平成21年度版 (社)日本道路協会」
・「のり枠工設計・施工指針(改訂第3版) 平成25年10月:(社)全国特定法面保護協会」
・従来工法と同等
②現場条件
・従来工法と同等
③適用可能な範囲
・軟岩、礫質土、砂質土、シルト、粘性土切土法面及び斜面
・法面勾配1:0.6より緩勾配斜面及び切土法面
④特に効果高い適用範囲
・AKフレーム組立枠と補助金網を軽量化したことにより運搬性と施工性が良くなることから工期短縮を期待する現場に有効である。
⑤適用できない範囲
・1:0.6より急な勾配。
・部分的にオーバーハングが激しい法面。
・グラウンドアンカー工を適用する場合。
⑥適用にあたり、関係する基準およびそ引用元
・「道路土工-切土工斜面安定工指針 平成21年度版 (社)日本道路協会」
・「のり枠工設計・施工指針(改訂第3版) 平成25年10月:(社)全国特定法面保護協会」
13.施工実績
発注機関 | 県内件数 | 県外件数 | |
---|---|---|---|
国、公団等 | 2 | 0 | |
地方自治体 | 補助事業 | 0 | 0 |
単独事業 | 0 | 0 | |
民間 | 0 | 0 |
県内での主な施工実績
発注者 | 工事名 | 施工年度 | CORINS登録番号 |
---|---|---|---|
国交省宮崎河川国道事務所 | 平成29年度宮崎管内道路防災工事 | 平成29年度 | 4030886807 |
国交省宮崎河川国道事務所 | 平成30・31年度日南地区道路維持補修工事 | 令和元年度 | 4033307192 |
県外での主な施工実績
発注者 | 工事名 | 施工年度 | CORINS登録番号 |
---|
14.施工者
一般の建設業者で施工可能 |
15.技術提供企業
技術の名称 | 高耐久簡易吹付法枠工 AKフレーム工法 |
---|
技術提供企業
代表
企業名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX | |
---|---|---|---|---|---|---|
旭建設 株式会社 | 工事部 | 木下哲治 | 宮崎県日向市向江町1丁目200番地 | 0982-52-1234 | 0982-52-2100 | tetsuji.k@construction.co.jp |
代表以外(県内企業)
企業名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
---|
代表以外(県外企業)
企業名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
---|
16.主な製造工場
製造工場名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
---|
17.主な原材料産地
原材料産地名 | 取扱会社名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
---|
18.県内活用技術参考写真
技術の名称 | 高耐久簡易吹付法枠工 AKフレーム工法 |
---|