側溝内切断工事で、従来の湿式水平切断機は切断位置を設定後にレールをアンカーで固定して機械をセットして切断するので、施工までの時間を要する。また、切断時に水を使用するので汚水を収集処分を要するが、本システムは機械構造が至って簡単なためセットの必要がなく時間が掛らない。また、乾式の為切断しているときに乾式掃除機で切断残渣を収集でき、処分が簡単である。施工も至って簡単である。

施工する既設側溝の上蓋を外し、上蓋が嵌っていた溝に乾式水平切断機を置き、切断位置の高さに合わせて機械高さを調整し、切断時に発生する残渣粉じんを回収する乾式掃除機をセットし、本機械とそうじきの電源を入れ、切断刃を切り込んでいき、手動にて機械本体を推し進めて施工する。切断厚がある場合は、無理せずに2度切りを行う。切断粉塵は、掃除機にて回収されるので、施工終了後に処理する。

歩掛表を添付いたします。この添付表は、H23年に串間土木事務所及び、H25年に日南土木事務所に提出したものです。
他社切断機の歩掛表は取得しておりません。ただし、10cm/1mの単価が、相見積の際に確認しましたところ1260円/m高かったので、弊社の施工になりました。

切断位置が側溝の上蓋底より30cmまでが施工可能です。切断深さが20cmまでである。また、施工に至っては、以前の機械では、熟練された作業員が必要でしたが、本機械は複雑な取り扱いが無いので一般作業員でも安易に安全に取扱が可能である。ただし、側溝幅が２０cm以下の側溝では機会が設置できないために使用が出来ません。此れは、以前の機会も同様である。