技術登録内容
1.登録申請者
会社名 | ゼニヤ海洋サービス株式会社 |
---|---|
郵便番号・住所 | 〒104-0031 東京都中央区京橋 |
担当部署 | 技術部 開発グループ |
電話番号 | 03-6228-7231 |
FAX番号 | 03-6228-7232 |
kawamoto@zeniya-k.co.jp | |
ホームページURL | https://www.zeniya-k.co.jp |
2.技術の名称等
技術の名称 | 浮き足場工法「ゼニフロートX」 |
---|---|
開発年(西暦) | 2011年 |
開発体制 | 単独 |
共同研究者 | |
開発会社 | ゼニヤ海洋サービス株式会社 |
開発会社と申請者の関係 | 同じ |
県産品 |
3.技術の分類
区 分1 | 県内活用技術 |
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区 分2 | 工法 |
分 類 | 調査試験 |
4.キーワード
項目 | コスト縮減 / 県内公共工事採用実績 |
---|
5.国土交通省への登録状況
申請地方整備局名 | 登録年月日 | 登録番号 | 評価結果 |
---|---|---|---|
四国地方整備局 | 2020年9月22日 | SK-160016-VE | 活用促進技術 |
6.特許等
特許番号 | 実用新案番号 |
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7.制度等による証明
証明機関 | 証明番号 | 証明年月日 | |
---|---|---|---|
建設技術審査証明事業 | |||
その他 |
8.活用の効果
従来技術名 | 鋼製台船による橋梁点検・調査および補修工事等 |
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経済性 | 向上 (37 %) |
工程 | 短縮 (25 %) |
品質・出来形 | 同程度 |
安全性 | 向上 |
施工性 | 向上 |
環境 | 向上 |
9.特徴
①何について何をする技術なのか。
・桁下高が水面から5m以内の橋梁に対して、リサイクルポリプロピレン製の浮き足場を用いた点検・調査および補修工事を行う技術。
②従来はどのような技術で対応していたのか。
・鋼製台船による橋梁点検・調査および補修工事等
・鋼製台船を浮き足場として使用し、橋梁点検・調査および補修工事に対応していた。
③公共工事のどこに適用できるのか。
・桁下高が水面から5m以内の橋梁に対して、点検・調査および補修工事に適用できる。
④どこに新規性があるのか
・点検用浮き足場を鋼製からリサイクルポリプロピレン製にした。
・浮き足場のサイズを2m×2mにした。
・浮き足場の重量を420㎏/基にして、4tクレーン付きトラックで搬入・搬出できるようにした。
・自由に組み合わせできるようにした。
⑤期待される効果
・曳舟による曳航作業がなくなり、経済性・施工性が向上する。
・運搬・吊り込み等に係る建設機械の小型化および危険作業の低減が図れる。
・桁下高が水面から5m以内の橋梁に対して、リサイクルポリプロピレン製の浮き足場を用いた点検・調査および補修工事を行う技術。
②従来はどのような技術で対応していたのか。
・鋼製台船による橋梁点検・調査および補修工事等
・鋼製台船を浮き足場として使用し、橋梁点検・調査および補修工事に対応していた。
③公共工事のどこに適用できるのか。
・桁下高が水面から5m以内の橋梁に対して、点検・調査および補修工事に適用できる。
④どこに新規性があるのか
・点検用浮き足場を鋼製からリサイクルポリプロピレン製にした。
・浮き足場のサイズを2m×2mにした。
・浮き足場の重量を420㎏/基にして、4tクレーン付きトラックで搬入・搬出できるようにした。
・自由に組み合わせできるようにした。
⑤期待される効果
・曳舟による曳航作業がなくなり、経済性・施工性が向上する。
・運搬・吊り込み等に係る建設機械の小型化および危険作業の低減が図れる。
10.施工方法
【施工手順】
①4tクレーン付きトラックで「ゼニフロートX」を現場搬入
②4tクレーン付きトラックで「ゼニフロートX」を1基ずつ着水
③水上でゼニフロートXを連結
④作業場所まで連結したゼニフロートXを曳航
⑤ロープを使って橋脚等の構造物に係留
①4tクレーン付きトラックで「ゼニフロートX」を現場搬入
②4tクレーン付きトラックで「ゼニフロートX」を1基ずつ着水
③水上でゼニフロートXを連結
④作業場所まで連結したゼニフロートXを曳航
⑤ロープを使って橋脚等の構造物に係留
11.歩掛・単価等
〇積算条件
・橋長:160m
・幅員:7.5m
・点検面積300㎡
・桁下高が水面から5ⅿ以下の橋梁
・4tクレーン付トラックが水際まで進入し着水できる
・鋼製台船の運搬距離9.8km
・単価:国土交通省令和5年度技術者単価
・建設物価2016年2月版
〇浮き足場工法「ゼニフロートX」 681,292円
〇従来技術「鋼製台船」 1,089,724円
・橋長:160m
・幅員:7.5m
・点検面積300㎡
・桁下高が水面から5ⅿ以下の橋梁
・4tクレーン付トラックが水際まで進入し着水できる
・鋼製台船の運搬距離9.8km
・単価:国土交通省令和5年度技術者単価
・建設物価2016年2月版
〇浮き足場工法「ゼニフロートX」 681,292円
〇従来技術「鋼製台船」 1,089,724円
12.適用条件
①自然条件
・施工場所は水上に限定。
・風速10m/sおよび流速0.5m/sを超える場合、作業時の安全性が損なわれることから作業中止。
②現場条件
・4tクレーン付きトラックが水際まで進入でき、機材を着水できること。
③適用可能な範囲
・橋梁下に水面を有し、桁下高が水面から5m以内の橋梁。
・水深30cm以上の河川。
・波高は0.5m以下。
④特に効果の高い適用範囲
・浮き足場は容易に移動させることができるため、橋梁の延長が長い場合に活用の効果が高い。
⑤適用できない範囲
・桁下高が水面から5m以上の橋梁。
・水深が30cm以下の河川。
・波高は0.5m以上。
⑥適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・特になし。
・施工場所は水上に限定。
・風速10m/sおよび流速0.5m/sを超える場合、作業時の安全性が損なわれることから作業中止。
②現場条件
・4tクレーン付きトラックが水際まで進入でき、機材を着水できること。
③適用可能な範囲
・橋梁下に水面を有し、桁下高が水面から5m以内の橋梁。
・水深30cm以上の河川。
・波高は0.5m以下。
④特に効果の高い適用範囲
・浮き足場は容易に移動させることができるため、橋梁の延長が長い場合に活用の効果が高い。
⑤適用できない範囲
・桁下高が水面から5m以上の橋梁。
・水深が30cm以下の河川。
・波高は0.5m以上。
⑥適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・特になし。
13.施工実績
発注機関 | 県内件数 | 県外件数 | |
---|---|---|---|
国、公団等 | 2 | 59 | |
地方自治体 | 補助事業 | 0 | 109 |
単独事業 | 0 | 0 | |
民間 | 0 | 32 |
県内での主な施工実績
発注者 | 工事名 | 施工年度 | CORINS登録番号 |
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国土交通省宮崎河川国道事務所 | 赤江地区浮き桟橋設備設置工事 | 令和元年度 | |
国土交通省延岡河川国道事務所 | 日向地区橋梁耐震補強工事 | 令和元年度 |
県外での主な施工実績
発注者 | 工事名 | 施工年度 | CORINS登録番号 |
---|---|---|---|
国土交通省玉川ダム管理所 | 玉川ダム貯水池周辺維持工事 | 令和5年度 | |
国土交通省兵庫国道事務所 | 国道2号橋梁点検業務 | 令和5年度 | |
水資源機構草木ダム管理所 | 草木ダム堆砂対策調査検討業務 | 令和5年度 | |
東京都千代田区 | 外濠における水環境改善暫定対策業務 | 令和5年度 | |
東京都 | 防災船着場整備工事 | 令和5年度 | |
国土交通省川内川河川事務所 | 川内川橋梁補修工事 | 令和3年度 | |
国土交通省広島国道事務所 | 国道185号桟道橋橋梁補修工事 | 令和2年度 | |
鹿児島県 | 指宿港海岸湯浜地区護岸(養浜)付帯工事 | 令和元年 | |
佐賀県 | 有明海沿岸道路橋梁点検 | 令和元年 | |
国土交通省東京空港整備事務所 | 東京国際空港A滑走路工事 | 平成30年 |
14.施工者
一般の建設業者で施工可能 |
15.技術提供企業
技術の名称 | 浮き足場工法「ゼニフロートX」 |
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技術提供企業
代表
企業名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX | |
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ゼニヤ海洋サービス | 技術部 | 川本靖行 | 東京都中央区京橋3-7-1 相互館110タワー9階 | 03-6228-7231 | 03-6228-7232 | kawamoto@zeniya-k.co.jp |
代表以外(県内企業)
企業名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
---|
代表以外(県外企業)
企業名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
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16.主な製造工場
製造工場名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
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17.主な原材料産地
原材料産地名 | 取扱会社名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
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18.県内活用技術参考写真
技術の名称 | 浮き足場工法「ゼニフロートX」 |
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