技術登録内容
1.登録申請者
会社名 | 内田産業株式会社 九州営業所 |
---|---|
郵便番号・住所 | 〒830-0025 福岡県久留米市瀬下町58-1 |
担当部署 | 九州営業所営業部 |
電話番号 | 0942-35-7050 |
FAX番号 | 075-922-4570 |
info@monorail.co.jp | |
ホームページURL | https://monorail.co.jp/ |
2.技術の名称等
技術の名称 | 超大型モノレール(単線軌道) |
---|---|
開発年(西暦) | 2004 |
開発体制 | 単独 |
共同研究者 | |
開発会社 | 内田産業株式会社 |
開発会社と申請者の関係 | 従業員 |
県産品 |
3.技術の分類
区 分1 | その他技術 |
---|---|
区 分2 | 機械 |
分 類 | 資材運搬工 |
4.キーワード
項目 | コスト縮減 / 環境の保全 |
---|
5.国土交通省への登録状況
申請地方整備局名 | 登録年月日 | 登録番号 | 評価結果 |
---|---|---|---|
近畿地方整備局 | 2011.02.28 | KK-100080-VR | 掲載期間終了 |
6.特許等
特許番号 | 第3027801号 | 実用新案番号 |
---|
7.制度等による証明
証明機関 | 証明番号 | 証明年月日 | |
---|---|---|---|
建設技術審査証明事業 | |||
その他 |
8.活用の効果
従来技術名 | ケーブルクレーン |
---|---|
経済性 | 向上 (18.98 %) |
工程 | 短縮 (50 %) |
品質・出来形 | 向上 |
安全性 | 向上 |
施工性 | 向上 |
環境 | 同程度 |
9.特徴
①何について何をする技術なのか?
・急傾斜地(35°~50°)法面仮設工事等において重量物の資機材を運搬する超大型モノレールで4トン牽引力、分速40mの能力を有する動力車と多種多機能の特別仕様台車である。
・動力車は、3条式ラック付レールを上下走行し、駆動ピニオンでレールのラックに係合することにより45°前後の急傾斜地走行が可能になる。
・特別仕様の1㎥ミキサー台車は、ミキサーにより生コン品質を確保。
・特別仕様の2t三転ダンプ台車は、急傾斜での土砂運搬の作業効率が向上。
・特別仕様のフラットデッキダンプ台車は、急傾斜で台車を作業構台と同レベルに調整できるため積み降ろし作業の安全性・効率性が向上。また自重4tのバックホウなども運搬可能で、台車をダンプアップする事で重機の自走移動が可能。
・特別仕様の2tクレーン台車は、クレーンにより重量物の積み降ろしが可能。間伐材、水圧鉄管などの運搬、積み降ろしを省力化。
②従来はどのような技術で対応していたのか?
・ケーブルクレーンによる、架空運搬で対応していた。
・ケーブルクレーンは付属設備として、発信基地、中間地、施工箇所の支柱部の基礎設置にともなう地形改変、支柱設備及びウインチ小屋の設置などの工程を要し、架設・撤去に工期を要する。
③公共工事のどこに適用できるのか?
・急傾斜地1,000m以内の工事の運搬工
・急傾斜地対策工事(仮設工・法面工・アンカー工)
・治山事業(砂防工事)
・森林の伐採、集積搬出等
・橋梁下部工、耐震補強工事
・小水力発電や配水施設などの斜面配管工事
・急傾斜地(35°~50°)法面仮設工事等において重量物の資機材を運搬する超大型モノレールで4トン牽引力、分速40mの能力を有する動力車と多種多機能の特別仕様台車である。
・動力車は、3条式ラック付レールを上下走行し、駆動ピニオンでレールのラックに係合することにより45°前後の急傾斜地走行が可能になる。
・特別仕様の1㎥ミキサー台車は、ミキサーにより生コン品質を確保。
・特別仕様の2t三転ダンプ台車は、急傾斜での土砂運搬の作業効率が向上。
・特別仕様のフラットデッキダンプ台車は、急傾斜で台車を作業構台と同レベルに調整できるため積み降ろし作業の安全性・効率性が向上。また自重4tのバックホウなども運搬可能で、台車をダンプアップする事で重機の自走移動が可能。
・特別仕様の2tクレーン台車は、クレーンにより重量物の積み降ろしが可能。間伐材、水圧鉄管などの運搬、積み降ろしを省力化。
②従来はどのような技術で対応していたのか?
・ケーブルクレーンによる、架空運搬で対応していた。
・ケーブルクレーンは付属設備として、発信基地、中間地、施工箇所の支柱部の基礎設置にともなう地形改変、支柱設備及びウインチ小屋の設置などの工程を要し、架設・撤去に工期を要する。
③公共工事のどこに適用できるのか?
・急傾斜地1,000m以内の工事の運搬工
・急傾斜地対策工事(仮設工・法面工・アンカー工)
・治山事業(砂防工事)
・森林の伐採、集積搬出等
・橋梁下部工、耐震補強工事
・小水力発電や配水施設などの斜面配管工事
10.施工方法
①超大型モノレール設置コースは主に山間部を通過するので2m幅の林道(3条式レール)を作成するのに最低限の障害となる樹木を伐採。
②林道架設用地完成後、3条式レールのうち、まず主レールを設置。
③主レールをある程度設置した後、補強材を取り付け。
④補助レールを取り付け、3条レールのレベルを調整。
⑤3条式レールの完成後、動力車・台車を設置。
⑥試運転、総点検を実施し、モノレール講習を行い、引き渡し。
②林道架設用地完成後、3条式レールのうち、まず主レールを設置。
③主レールをある程度設置した後、補強材を取り付け。
④補助レールを取り付け、3条レールのレベルを調整。
⑤3条式レールの完成後、動力車・台車を設置。
⑥試運転、総点検を実施し、モノレール講習を行い、引き渡し。
11.歩掛・単価等
モデル現場として下記の一例を挙げる。
・現場詳細
①施工現場が道路より100m奥にありコース中間最大傾斜は45°
②「連続繊維補強土工施工」用、砂1,600トンを運搬。
③大型コンプレッサーにて種子等混合して法面吹付け補強。
④大口径ボーリング機械(φ318mm)搬送。
⑤「地滑り対策抑止杭(大口径)の施工」資材の搬送。
超大型モノレール設置撤去工参考例
労務費(100m 設置・撤去) 3,900,000
レール資材費(レール資材5ヶ月賃料) 4,930,000
機械費(動力車・台車等5ヶ月賃料) 8,421,500
返納整備費(レール資材費・機械費の15%) 2,002,725
合計 19,254,225
・現場詳細
①施工現場が道路より100m奥にありコース中間最大傾斜は45°
②「連続繊維補強土工施工」用、砂1,600トンを運搬。
③大型コンプレッサーにて種子等混合して法面吹付け補強。
④大口径ボーリング機械(φ318mm)搬送。
⑤「地滑り対策抑止杭(大口径)の施工」資材の搬送。
超大型モノレール設置撤去工参考例
労務費(100m 設置・撤去) 3,900,000
レール資材費(レール資材5ヶ月賃料) 4,930,000
機械費(動力車・台車等5ヶ月賃料) 8,421,500
返納整備費(レール資材費・機械費の15%) 2,002,725
合計 19,254,225
12.適用条件
①自然条件
・傾斜50°以内の法面であること。
・地質が完全な砂地でないこと。
②現場条件
・傾斜は50°以内、地質は完全な砂地でないこと。
・設置ヤードは20㎡及び軌道幅2m、設置起点まで2t小型移動式クレーンが進入できること。
③技術提供可能地域
・技術提供可能地域に関しては制限はありません。
④関係法令等
・「単線軌道の構造等について」(平成13年3月30日 12林整整第642号 林野庁長官通知)
・「林業用単軌条運搬機安全管理要綱」(平成8年4月23日付 基発第261号 労働省労働基準局長通知)
・傾斜50°以内の法面であること。
・地質が完全な砂地でないこと。
②現場条件
・傾斜は50°以内、地質は完全な砂地でないこと。
・設置ヤードは20㎡及び軌道幅2m、設置起点まで2t小型移動式クレーンが進入できること。
③技術提供可能地域
・技術提供可能地域に関しては制限はありません。
④関係法令等
・「単線軌道の構造等について」(平成13年3月30日 12林整整第642号 林野庁長官通知)
・「林業用単軌条運搬機安全管理要綱」(平成8年4月23日付 基発第261号 労働省労働基準局長通知)
13.施工実績
発注機関 | 県内件数 | 県外件数 | |
---|---|---|---|
国、公団等 | 0 | 41 | |
地方自治体 | 補助事業 | 0 | 87 |
単独事業 | 0 | 0 | |
民間 | 1 | 81 |
県内での主な施工実績
発注者 | 工事名 | 施工年度 | CORINS登録番号 |
---|
県外での主な施工実績
発注者 | 工事名 | 施工年度 | CORINS登録番号 |
---|---|---|---|
国土交通省 | 冷水2号集水井他工事 | 令和3年 | |
農林水産省 | 大平沼小水力発電施設改修工事 | 令和3年 | |
水資源機構 | 小石原川ダム道路災害対策施設等整備工事 | 令和3年 | |
東京都 | 大丹波川砂防施設防災工事(2西建) | 令和3年 | |
大阪府 | 大阪府一の谷地区砂防堰堤工事(第二期) | 令和2年 | |
国土交通省 | 国道42号白浜町域他防災対策工事 | 令和2年 | |
国土交通省 | 冷水3号集水井他工事 | 令和2年 | |
福岡県 | 横山川筋砂防堰堤改良工事 | 令和2年 | |
山梨県 | 保川発電所建設工事 | 令和2年 | |
京都林務事務所 | 保安林危険木補捉事業設計第5号 | 令和2年 |
14.施工者
一般の建設業者では施工が困難 | 自社による設置の為 |
15.技術提供企業
技術の名称 | 超大型モノレール(単線軌道) |
---|
技術提供企業
代表
企業名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX | |
---|---|---|---|---|---|---|
内田産業株式会社 | 九州営業所 | 松熊 慎二 | 福岡県久留米市瀬下町58-1 | 0942-35-7050 | 075-922-4570 | info@monorail.co.jp |
代表以外(県内企業)
企業名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
---|
代表以外(県外企業)
企業名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
---|
16.主な製造工場
製造工場名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
---|
17.主な原材料産地
原材料産地名 | 取扱会社名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
---|
18.県内活用技術参考写真
技術の名称 | 超大型モノレール(単線軌道) |
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