技術登録内容
1.登録申請者
会社名 | 三菱ケミカルインフラテック株式会社 |
---|---|
郵便番号・住所 | 〒541-0044 大阪府大阪市中央区伏見町4-1-1明治安田生命御堂筋ビル |
担当部署 | インフラ資材グループ |
電話番号 | 06-6204-8472 |
FAX番号 | 06-6204-8685 |
okada.yasunori.mg@m-chemical.co.jp | |
ホームページURL | :http://www.mp-infratec.co.jp/doboku/ |
2.技術の名称等
技術の名称 | ゴビマット遮水型(遮水シート一体化型ブロックマット) |
---|---|
開発年(西暦) | 2017 |
開発体制 | 単独 |
共同研究者 | |
開発会社 | 三菱ケミカルインフラテック株式会社 |
開発会社と申請者の関係 | 社員 |
県産品 |
3.技術の分類
区 分1 | その他技術 |
---|---|
区 分2 | 工法 |
分 類 |
4.キーワード
項目 | コスト縮減 / その他(工期短縮) |
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5.国土交通省への登録状況
申請地方整備局名 | 登録年月日 | 登録番号 | 評価結果 |
---|---|---|---|
近畿地方整備局 | 2019年4月17日 | KK-190004-A | 有用な新技術(事後評価未実施) |
6.特許等
特許番号 | 第5451919号 | 実用新案番号 | 無し |
---|
7.制度等による証明
証明機関 | 証明番号 | 証明年月日 | |
---|---|---|---|
建設技術審査証明事業 | |||
その他 | 護岸ブロックの水理特性値証明書 | 護性証第0040号~0042号 | 2003年7月10日 |
8.活用の効果
従来技術名 | 遮水シート+ブロックマット |
---|---|
経済性 | 向上 (10 %) |
工程 | 短縮 (36.36 %) |
品質・出来形 | 同程度 |
安全性 | 同程度 |
施工性 | 向上 |
環境 | 同程度 |
9.特徴
・表法面からの水の浸透を防止することができる遮水シートと一体化したコンクリートブロックマット
で、主に河川やため池などの浸透対策として使用します。
・遮水シートが一体の為、施工性が向上し工期短縮、コスト削減に寄与します。
・一般のブロックマットと同様の施工方法、施工性を有します。
・シートは紫外線や耐薬品性も高く、高耐久性を有します。
・多自然型とする場合、覆土をすることで植物を繁茂することが可能です。
で、主に河川やため池などの浸透対策として使用します。
・遮水シートが一体の為、施工性が向上し工期短縮、コスト削減に寄与します。
・一般のブロックマットと同様の施工方法、施工性を有します。
・シートは紫外線や耐薬品性も高く、高耐久性を有します。
・多自然型とする場合、覆土をすることで植物を繁茂することが可能です。
10.施工方法
1.施工準備
1-1 作業用クレーンの準備(施工条件によりバックホウを使用する場合有り)
1-2 進入路、製品仮置き場所の確保と製品の荷下ろしを実施
1-3 敷設法面の整形(小さな突起物の除去、凹み部分の整地、敷設基準点の決定)
1-4 施工専用クランプ(吊り金具)の取付調整
1-5 (必要に応じ)端部構造物との取り合い部に端部止水シートを設置する。
2.遮水シート一体化型ブロックマットの敷設(専用クランプを使用します)
2-1 マットの吊り代部を、クランプの押さえゴムと下部フレームの間を通し、シートの全幅を差し込む
2-2 押さえレバーを押し下げ、シートを固定し、安全ストッパーをセットする
2-3 作業クレーンを誘導し、クランプを吊り上げ敷設位置に移動させる
2-4 施工基準点に合わせ、長手・幅方向の目地通りを確認しながら、マットを設置する
2-5 押さえレバーの安全ストッパーを外し、マットをクランプより取り外す
3.安定工の実施
3-1 法勾配が2割を超える場合、安定杭をマット敷設ごとに打設
3-2 余幅シートは埋め込む、カットする等のめくれ対策処理を実施
1-1 作業用クレーンの準備(施工条件によりバックホウを使用する場合有り)
1-2 進入路、製品仮置き場所の確保と製品の荷下ろしを実施
1-3 敷設法面の整形(小さな突起物の除去、凹み部分の整地、敷設基準点の決定)
1-4 施工専用クランプ(吊り金具)の取付調整
1-5 (必要に応じ)端部構造物との取り合い部に端部止水シートを設置する。
2.遮水シート一体化型ブロックマットの敷設(専用クランプを使用します)
2-1 マットの吊り代部を、クランプの押さえゴムと下部フレームの間を通し、シートの全幅を差し込む
2-2 押さえレバーを押し下げ、シートを固定し、安全ストッパーをセットする
2-3 作業クレーンを誘導し、クランプを吊り上げ敷設位置に移動させる
2-4 施工基準点に合わせ、長手・幅方向の目地通りを確認しながら、マットを設置する
2-5 押さえレバーの安全ストッパーを外し、マットをクランプより取り外す
3.安定工の実施
3-1 法勾配が2割を超える場合、安定杭をマット敷設ごとに打設
3-2 余幅シートは埋め込む、カットする等のめくれ対策処理を実施
11.歩掛・単価等
国土交通省や農林水産省の各標準積算基準ブロックマット工に準じます。
端部構造との取り合い部に設置する端部用シートの材工費を係数で計上します。
摩擦係数が高いことから、2割以上ではアンカー杭は不要となります。
端部構造との取り合い部に設置する端部用シートの材工費を係数で計上します。
摩擦係数が高いことから、2割以上ではアンカー杭は不要となります。
12.適用条件
河川、水路、調整池、ため池、ダム等の護岸工で表面からの浸食防止や水の浸透を抑制する。
以下、ブロックマット工(従来技術)の適用条件に準じます。
・最大法勾配 1:1.5まで
・最大流速 護岸の力学設計法により安定計算を行います(目安4~5m/s以下)
(人頭大以上の転石が連続して衝突する恐れがある箇所は除く)
・クレーン作業を伴うため、10分間の平均風速が10m/sを超える場合は作業を注視する。
・水中施工(流速2m以下)での設置作業が可能。(潜水士など潜水作業を計上必須)
・外洋性の波が直接越波する場所では使用できません。
以下、ブロックマット工(従来技術)の適用条件に準じます。
・最大法勾配 1:1.5まで
・最大流速 護岸の力学設計法により安定計算を行います(目安4~5m/s以下)
(人頭大以上の転石が連続して衝突する恐れがある箇所は除く)
・クレーン作業を伴うため、10分間の平均風速が10m/sを超える場合は作業を注視する。
・水中施工(流速2m以下)での設置作業が可能。(潜水士など潜水作業を計上必須)
・外洋性の波が直接越波する場所では使用できません。
13.施工実績
発注機関 | 県内件数 | 県外件数 | |
---|---|---|---|
国、公団等 | 0 | 4 | |
地方自治体 | 補助事業 | 0 | 4 |
単独事業 | 0 | 7 | |
民間 | 0 | 8 |
県内での主な施工実績
発注者 | 工事名 | 施工年度 | CORINS登録番号 |
---|
県外での主な施工実績
発注者 | 工事名 | 施工年度 | CORINS登録番号 |
---|---|---|---|
群馬県 太田土木事務所 | 堤防浸透対策工事 (八瀬川合流部工区) | 2021 | 0 |
石川県 南加賀建設事務所 | 二級河川 動橋川 広域河川改修工事(高水護岸工その1) | 2021 | 4041392258 |
滋賀県 長浜土木事務所 | 令和2年度第K29N-32号 姉川補助広域河川改修工事 | 2021 | 0 |
中部地方整備局 庄内川河川事務所 | 庄内川上条地区堤防整備工事 | 2020 | 0 |
東北地方整備局 岩手河川国道事務所 | 八幡平山系二双沢砂防堰堤工事 | 2019 | 0 |
民間 | 磯原太陽光発電所調整池 | 2020 | 0 |
富山県新川農林振興センター | 長引野地区長引野用水路第8工区工事 | 2019 | 0 |
電源開発 | 船明ダムクレストゲート補修工事 | 2018 | 0 |
群馬県 館林土木事務所 | 単独災害復旧事業新堀川分割1号,2号 | 2017 | 0 |
石川県 県央土木総合事務所 | 29災害61号二級河川河北潟 | 2017 | 0 |
14.施工者
一般の建設業者で施工可能 |
15.技術提供企業
技術の名称 | ゴビマット遮水型(遮水シート一体化型ブロックマット) |
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技術提供企業
代表
企業名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
---|
代表以外(県内企業)
企業名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
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代表以外(県外企業)
企業名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX | |
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日本乾溜工業(株) | 宮崎支店 | 支店長 廣島 | 宮崎市新名瓜4090-9 | 0985-30-2488 | 0985-30-0198 | hiroshima@kanryu.co.jp |
日本乾溜工業(株) | 延岡出張所 | 所長 重松 | 延岡市野地町1-3619-1 | 0982-34-3131 | 0982-21-4643 | shigematsu@kanryu.co.jp |
日本乾溜工業(株) | 都城出張所 | 所長 市来 | 都城市上長飯町5245-11-103 | 0986-25-2977 | 0986-25-8715 | ichiki@kanryu.co.jp |
共和コンクリート工業(株) | 宮崎営業所 | 所長 小松野 | 宮崎氏別府町1-23 宮田ビル2F | 0985-20-1331 | 0985-20-1338 | komatsuno.fu@kyowa-concrete.co.jp |
16.主な製造工場
製造工場名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
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17.主な原材料産地
原材料産地名 | 取扱会社名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
---|
18.県内活用技術参考写真
技術の名称 | ゴビマット遮水型(遮水シート一体化型ブロックマット) |
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